データと仕組み
1975年、日本では190万1440人が生まれました。この世代は大学を出る頃に就職氷河期にぶつかり、 大卒の就職率は5割台まで落ちました。「1975」は、その世代がもう一度生まれ直すためのシミュレーションです。
初めは1975年生まれとして始まりますが、出生数のグラフから1947〜2024年の好きな年を選ぶことも、ランダムに選ぶこともできます。 生まれる年が決まると、その年の出生数の比率で県が決まり、親の学歴や家計、進学、就職、結婚、介護、死までが、 同じ時代・同じ条件の人に起きた確率で決まっていきます。最後に、その人生の記録をもとに AI(Cloudflare Workers AI)が伝記を書きます。
同じ年に同じ県で生まれた4人の同級生も、同じ統計で一生を生きます。生まれた家と時代が、能力と同じくらい道を分けることを、並べて見られます。
使っている統計
| 生まれる年と県 | 人口動態統計(厚生労働省)の出生数。県の配分は国勢調査の人口と合計特殊出生率の傾向から近似。 |
|---|---|
| 寿命と死因 | 完全生命表・簡易生命表の平均寿命に合わせたゴンペルツ・メイカム型の死亡率。都道府県別生命表の差を補正。死因は人口動態統計の年齢階級別順位を丸めた重み。 |
| 家庭環境 | 親の学歴は親世代の進学率、家業は農家・自営業世帯の割合の推移、きょうだいの数は完結出生児数から。 |
| 進学 | 学校基本調査の高校等進学率、大学・短大・専修学校進学率(男女別)。県の差、親の学歴、家計の豊かさで補正。 |
| 就職 | 学校基本調査の大卒就職率、リクルートワークス研究所の大卒求人倍率、職業安定業務統計の有効求人倍率。 |
| 年収 | 賃金構造基本統計調査の年齢・学歴・企業規模・男女別の傾向を、名目賃金指数で各年に換算。 |
| 非正規・転職 | 労働力調査の非正規雇用比率の推移。危機の年(1974・1998・2009・2020年など)は離職の確率が上がる。 |
| 結婚・出産・離婚 | 50歳時未婚率、平均初婚年齢(人口動態統計)、見合い結婚の割合と完結出生児数(出生動向基本調査)。 |
| 介護・年金 | 要介護認定率(介護保険事業状況報告)、厚生年金・国民年金の給付水準の概算。 |
| 物価 | ラーメン一杯、はがき、大卒初任給(小売物価統計調査・賃金構造基本統計調査)。 |
精度について
数値は統計表の値を丸め、年と年のあいだを補間したものです。個々の確率は傾向を再現するための目安で、 統計表そのものではありません。2025年以降は国立社会保障・人口問題研究所の将来推計などを参考にした想定で進みます。 数千人ぶんの人生を回したときに、大学進学率、婚姻率、新卒正社員率、平均寿命が実際の統計に近くなるよう調整しています。
重い出来事について
病気、災害、離婚、自死などは、統計どおりの確率で起こります。場面は詳しく描きません。 いま、つらい気持ちを抱えている人は、こころの健康相談統一ダイヤル(0570-064-556)、いのちの電話(0570-783-556)で話を聞いてもらえます。
記録の扱い
人生の進み具合は、このブラウザの中だけに保存されます。共有リンクを作ったときだけ、伝記と人生の要約、共有用の画像がサーバーに保存されます。